2000年にドラマ「カシコギ 父と子が過ごしたかけがいのない日々」で俳優デビューを果たしたユ・スンホは、高い演技力が評価され多くの作品に出演し、韓国で大ブレイクしました。
韓国だけでなく、日本・香港・シンガポールなどアジアの国でも人気が高いユ・スンホ。
そんなそんなユ・スンホの人物紹介や、これまでに出演したドラマや映画作品の一覧と共に、人気作をランキング形式でまとめたものを紹介していきます!
ユ・スンホのプロフィール
生年月日 | 1993年8月17日 |
出身地 | インチョン |
身長 | 175cm |
体重 | |
血液型 | A型 |
学歴 | 白新高校 |
デビュー年 | 1999年 |
SNS | ユ・スンホ Twitterなし |
ユ・スンホ Instagram |
ユ・スンホは母がファッションカタログのモデルに応募したのがきっかけで芸能界に入り、2000年にわずか6歳で「カシコギ父と子が過ごしたかけがいのない日々」に出演しドラマでの演技を始め、2002年の映画「おばあちゃんの家」で国民的子役スターとなります。
高校生になった2009年に出演した「善徳女王」あたりからは、本格的な俳優としての演技を始めます。
評価が高いユ・スンホですが、兵役は終えたのか気になったので調査しました!
ユ・スンホの兵役はいつ?
ユ・スンホは2013年3月に自分のファンカフェ「Talk To U」に告知しただけで入隊し、2014年12月に除隊しました。
「2013年3月15日に入隊したが、きちんとご挨拶できなかったことが残念だったし、申し訳なかった。除隊する際にご挨拶できることに感謝しており、光栄に思う」
「軍隊で考えが大きく変わった。人々に幸せを与えられる俳優になりたい」と語りました。
すでに兵役を終えているユ・スンホは、今後兵役による活動休止の心配がなさそうですね♪
ユ・スンホの日本での活動情報!
ユ・スンホは日本でも好評で多くのファンを抱えています。
初めてのファンミーティングは2012年東京の日本青年館にて開催され、「日本でも活動したいが、僕はまだ未熟な俳優。
もっと堂々としていられるようになれば、日本でも活動できると信じている。
「それまで待ってほしい。」と応援を求めました。
最近のファンミーティングは、2019年5月4日に大阪堂島リバーフォーラム・5月6日東京豊洲PITで開催されました。
そんなユ・スンホが、これまでに出演したドラマと映画作品を一覧でまとめましたので、ご覧ください♪
ユ・スンホの出演ドラマ・映画作品まとめ
2002年に公開の映画「おばあちゃんの家」のサンウ役で出演し一躍名前を知られるようになり、その後も数々の演技を披露し、演技力・人気ともに高く「国民の弟」と呼ばれました。
2009年以降は本格的な俳優としての演技でドラマ「善徳女王」「ドラゴン桜〈韓国版〉」映画「ブラインド」などで演技の幅を広げていきます。
これまでユ・スンホが出演した作品を、ドラマと映画別にそれぞれ、まとめたものを紹介していきます!
ユ・スンホ出演のドラマ一覧
公開年 | 作品名 |
2000年 | カシコギ 父と子が過ごしたかけがいのない日々少年は泣かない |
2001年 | 駐車場での出来事 |
2003年 | オールザットラーメン |
2003年 | 冬鳥の夢 |
2003年 | ラブレター |
2004年 | 愛しのクレメンタイン |
2004年 | あんぱん |
2004年 | 不滅の李舜臣 |
2004年 | 拝啓、ご両親さま |
2005年 | 魔法戦士ミルカオン |
2006年 | 先生はエイリアン |
2007年 | 王と私 |
2007年 | 太王四神記 |
2009年 | 善徳女王 |
2010年 | ドラゴン桜 |
2010年 | 欲望の炎 |
2011年 | ペク・ドンス |
2012年 | プロポーズ大作戦〜Mission to Love |
2012年 | アラン使道伝 |
2012年 | 会いたい |
2015年 | リメンバー 〜記憶の彼方へ〜 |
2017年 | 仮面の王 イ・ソン |
2017年 | ロボットじゃない 〜君に夢中!〜 |
2018年 | プレーヤー、ボクスが帰ってきた |
2020年 | メモリスト |
以上がユ・スンホが出演したドラマの一覧になります。
子役だった2000年にデビューしてから20年間、ずっと途切れることなくドラマに出演していますね。
ドラマの一覧をご覧いただきましたが、ここからは映画作品を一覧でまとめたものを紹介します!
ユ・スンホ出演の映画一覧
公開年 | 作品名 |
2002年 | おばあちゃんの家 |
2015年 | 朝鮮魔術師 |
2011年 | ブラインド |
2009年 | 40minutes |
以上がユ・スンホが出演した映画の一覧になります。
これまで、ユ・スンホが出演しているドラマと映画作品を紹介してきましたが、気になる作品はありましたでしょうか?
どの作品を見たら良いか分からないという方は、ユ・スンホ出演の人気作をランキング形式でまとめましたので、ぜひ参考にして下さい♪
ユ・スンホ出演ドラマランキング
ユ・スンホが出演したドラマを、視聴率の高い順にまとめましたしたのでご覧ください!
1位|善徳女王
放送時期 | 2009年 |
視聴率 | 35.4% |
ミシルは持ち前の美貌で巧みに知恵を働かせて歴代の王をことごとく操っていましたが、妖女と呼ばれるほど目的達成のために、ひどいことも平気で行うたちの悪さ。彼女は王妃になる最大の野望を実現するために、日夜、策略を巡らし続けます。あるとき、ミシルはチンピョン王の正妃を亡き者にして自分が王妃になろうと試みますが、失敗に終わります。マヤ夫人は生き延びて双子の姉妹を生みますが、「双子を生んだら王族の男子が途絶える」という言い伝えを思い出し、双子の妹を宮殿から出してソファに預けます。僻地の砂漠ですくすくと育った双子の妹トンマンは、やがてたくましい女性に成長。一方双子の姉・チョンミョンは宮殿に残ってミシルと戦い続けます。宮殿と砂漠、全く違う場所で育った双子の姉妹は後に運命の再会。チョンミョンは日増しに増大させていくミシルの権力に圧迫され、トンマンを花郎にするのでした。チョンミョンはトンマンを妹と知らぬまま、その勝気な瞳の奥にただならぬ雰囲気を感じ取ったのです。ここから史上初の女帝を目指すトンマンと、歴代王を操るミシルとの攻防が始まります。そのガチンコ勝負の女たちの強烈な戦いに誰もが興奮すること間違いなし!
20代・女性
主人公もいいが、ミシル役コ.ヒョンジョンが魅せる演技が素晴らしく、ピダム役キム.ナムギルの変貌ぶりも見事。周りを固める俳優たちの演技が見応えある。長い作品だが途中から完全に引き込まれる。韓国ドラマ、特に時代劇で感心するのは、こんなに見事な策略と裏切りの脚本だ。生き延びるための漢民族の悲惨な歴史が、今の韓国民を形成してるんだろうと感じる。60話もあるのに、飽きずに最後まで見れました。韓国時代劇でも1番にあげたいおすすめ作品で、とにかくハマって見てました。
30代・女性
歴史物は苦手だが、この作品は面白い。時代背景もよく交えられてると思うし、現実味が感じられる。なんで人間ってこんなにもすれ違っちゃうんだろう、どうして信じられないんだろう、と現代でも通じる人間関係の話も盛り込んであるドラマ。ミシルの演技力が称賛に値するし、戦いの場面も興味深く見ることができた!最後のピダムのシーンはこれでもかというくらい観て何度も泣いた。そして三角関係がこれまた切ない。相当費用をかけたと言われり舞台セットから、様々な衣装、王女のときの天女のような服も、女王のジャラジャラした強そうな服もミシルの妖艶な色の服も大好きです。
2位|太王四神記
放送時期 | 2007年 |
視聴率 | 27.9% |
紀元前から7世紀まで中国東北部から朝鮮半島に存在した国「高句麗」。物語の舞台である高句麗の人々は、数千年もの間、自分たちが神の国「チュシン」の末裔(まつえい)であると信じ、約束をされた王を待っていた。そしてついに、王の誕生を迎える日が来る。ある晩、「チュシン」の王の誕生を告げる星が夜空に輝いた。すると、さまざまな運命の歯車が大きく回り始める。その同じ日に王家に生まれた二人の男の子。「チュシン」の王を守るべく眠りから目覚めた四神たち。四神の神器を手に入れようと企む闇の勢力。引き裂かれた姉妹。「チュシン」の王の星のもと生まれたタムドクが、、天から与えられた四神の神器とその守り主を探し当て、真の王へと成長していくために数々の困難を乗り越えていく物語。
20代・女性
いつもエンディングでは、その回のハイライトとか次回の予告がでるんだけど、一度だけ息子達の撃毬の試合を応援しているフッケ応援隊のメイキング映像が流れ、応援団的(というか、チアリーダー的)な動きをレクチャーするシーンが公表されていました。その製作に力入れてたんだなと想像できました。音楽も素晴らしく、場面を盛り上げていたと思います。エンディング『千年恋歌』は東方神起なんですね。挿入歌の『許諾』もせつなくて良い曲でした。最終話では、チュムチとタルビのカップルが最高の癒しになりました。ちょっと癖があるけど、無口でハンサムなチョロはカッコ良かったです。
30代・女性
ファンタジーの作品が苦手という方でも、迫力のある映像やストーリ、音楽といった視点からも楽しめる作品に仕上がっていると思います。ファンタジーとはいえ、当時の国通しの力関係や戦い方が想像できました。久石譲さんの音楽が物語を引き立てており、素敵な曲ばかりで、サウンドトラックを購入したくなります。何回観ても面白いし、大好きな韓流ドラマです!このドラマのペ・ヨンジュンがカッコいい。太王がカッコいいし、殺陣も見どころの一つでしょう。イジアさんの由美裁きも素晴らしく、手に汗握るシーンが数多く存在します。チェミンスさんのクセが強く、スジニさんが可愛く、キバが少し怖いなど、登場人物の個性も光ります。
3位|拝啓、ご両親さま
放送時期 | 2004年 |
視聴率 | 27.2% |
アン教頭(ソン・ジェホ)は妻のオクファ(キム・ヘスク)との間に4人の子供たちがいる。妻のオクファは「良心に恥じないよう」が口癖の夫を心から尊敬しており、長女のソンシル(キム・ヒエ)はチャンス(ホ・ジュノ)と結婚し、スアとジュニという2人の子宝にも恵まれた。ジュニは自閉症で、ソンシルは四苦八苦。だがチャンスはそこから逃げるように浮気を繰り返し、ついにソンシルにばれてしまう。長男のジファン(チャン・ヒョンソン)は銀行勤めで、学生時代の後輩アリと交際中。結婚適齢期ではあるが、決して裕福ではない家庭の長男ということもあり、結婚に関しては足踏み状態。次男のジョンファン(イ・ドンウク)は、兵役を終えても大学に復学せずに5億ウォンを貯金することに夢中。家族がそれぞれの問題に直面しながらも、幸せに暮らしていた。そんな折、ソンシルは家族に、離婚宣言をするのだが…
20代・女性
アン一家のふつうの何気ない日常が、淡々と描かれた作品。一日一日はただ過ぎていくけど、その毎日の中に、互いを思いやり助け合う家族の姿が描かれていて、何気ないシーンにも思わず感動してしまっていました。全68話、長く感じるけど終わってみればあっという間でした。前に見た、嫁全盛時代と制作陣が同じののようで、出演者もけっこうかぶっていて、あ、あの人だ!と思いながら楽しめました!そして、「拝啓、ご両親様」というこのドラマのタイトル。まだ見てない頃は、ぱっと見のイメージで一家の子供たちから両親への言葉だとおもっていたのですが、実はそうではなくて、お父さんは亡くなった自分の両親に向けたものだったんですね。それだけでも感動してしまうほど、アン一家のっみんなに感情移入してしまっていました。
30代・女性
どんな家族にも起こり得そうな日常の中で家族に対する深い愛情や家族のつながりが丁寧に描写されている心が温かくなるようなホームドラマ。それぞれの家族が悩みや事情を抱えながらも、時には衝突もするけど、家族だからこそ支え合って生きていく。家族の愛を感じます。アン家のご近所さんになって一家を見守り、一緒に怒ったり笑ったり泣いたり、そんな気持ちになって最後まで見ました。特に大きな事件はないんですが(長女の離婚くらいかな?)だからこそ一般家庭のリアリティがあるというか…ホームドラマなので全68話とけっこうな長丁場なんですが、最後まで楽しく飽きずに見ることができました。本当にすごくいい家族、また会いたいです。
4位|リメンバー 〜記憶の彼方へ〜
放送時期 | 2015年 |
視聴率 | 23.7% |
ジヌは、幼少期に母親と兄を亡くし、アルツハイマー病を患う父ジェヒョクと貧しいながらも仲良く暮らしていたが、ある日、ジェヒョクが知り合いの女子大生の遺体を発見してしまう。警察に通報するも、病気が原因で曖昧な証言をしてしまったことで真犯人が他にもいるにも関わらず、被疑者として逮捕されてしまう…真犯人は有名財閥イルホグループの御曹司ギュマン。そのギュマンの担当弁護士に名乗り出たのは、以前からギュマンの悪さを知っており、そしてジヌをかつての自分を見ているかのような気持ちになっているトンホ。しかし、ギュマンの父親であるイルホにより、トンホは追い込まれ結局はジヌを裏切ってしまったが…4年後、最年少の弁護士となり、父親を救うため奮闘していく。
20代・女性
最終的には息子のジヌもアルツハイマーを発症し、記憶を失っていくのですが、その後についても考えさせられるドラマでした。過剰記憶症候群である息子ジヌがそれを武器にし、生かしていきながら父親を救うという展開が非常におもしろかったです。ラブロマンス要素も少しあったんですが、ちょっと物足りなさを感じてしまった…自らもアルツハイマーになってしまって記憶を失っていくジヌは迷惑を掛けてはいけないと去っていく…そんな展開でした。ただ、その去っていったジヌのことを残された者たちは認め、尊重している部分が非常に心動かされました。
30代・女性
物語の主人公は「過剰記憶症候群」という見たもの全てを記憶してしまう異常なほどの記憶力の良さを持ち合わせたジヌ。そのジヌの父親ジェヒョクはアルツハイマー病を患っており、自らが第一発見者となった女子大生殺害事件の被疑者となってしまい無実にも関わらず罪を着せられてしまいます。その事件の真犯人は財閥の御曹司だけど、サイコパスなナム・ギュマンでした。ただ、財閥一家であるため金と権力で全ての罪を揉みけることができる。結局、ジェヒョクは死刑判決まで宣告を受け無実をはらすことなく獄中でこの世を去ってしまいました。そんな父親の無実を証明するために史上最年少で弁護士となったジヌ。そんなジヌも父親と同じアルツハイマーになってしまいます。ただ、記憶がなくなる前に父親の無実を勝ち取ることができたのはジヌが報われて本当に嬉しかったです。ジヌ演じるユン・スンホさんの笑顔を本当に素敵。見てる人の心を暖かくする作用がありますよね〜。パートナー役だったパク・ミニョンとお似合いでした。アルツハイマーを患っても全力で支える覚悟をしていたのにジヌとは結ばれず…悲しかったです。すごく重みのあるドラマだったと思います。
5位|ドラゴン桜
放送時期 | 2010年 |
視聴率 | 23.6% |
元不良の弁護士カン・ソクホ(キム・スロ)のもとに破産の危機に面したピョンムン高校の法人解散の要請が入る。
スタート出来は注文通りに業務をしようと思ったソクホだったが、ピョンムン高校へ出向いた彼は落ちこぼればかりの生徒たちを見てある計画を立てる。
それは韓国最高の名門大学、天下大学への合格者を5人出す事!天下大学合格者数を増やし、ピョンムン高校への入学要望者が増えれば財政危機から脱すると心積もりたのだ。
そんな訳でソクホは、6月の模試までに天下大学志願できる点数の70%に達する要件でスペシャル進学クラスを製作する許可を得る。
一番目は反発していた生徒たちであったが、ベクヒョン、プリプ、チャンドゥ、ヒョンジョン、ボングの5人が集まり、スペシャル進学クラスを開始。
彼は他専門から色々な教師たちを招き、スペシャル授業をとりかかる――!。
20代・女性
初めてテレビで観た韓ドラ。感慨深いものがある。ユスンホが初めて好きになった韓国俳優で…ここに出てるイヒョヌもジヨンも好きだった…ドラマは恋愛モノしかないと思ってた幼少期にこんな勉学モノで熱くなれるドラマあったんだ!!!!って驚いた記憶。生徒役の表情も味が深く、特に前回のラストから最終回冒頭までの合格成否見定めのシーンは息を飲むくらいの緊張感と、静かな感動がありました。全員が合格可能なわけじゃない合格しても信じられなかったりするし、単純に喜べなかったり、不合格で涙が出る人もいれば、どこか憑き物が落ちたような表情の人もいる。この各々の想いが凝縮された演技は現実に胸打たれましたーーー!
30代・女性
面白かった。なんとなくというか、感動しました。ラストは日本版に似てるような、でも韓国版独自の収め方でしたね。それから、「国一番の大学に合格する」という控えめな目標に向かって頑張る中で、自らの生き方をを考慮し、自身で決めて動くようになる、この辺のあたりが日本版よりも具体的に表現されていたように思いました。日本版よりデフォルメ色が薄く、教師陣も人情味が強めだった感覚です。それが、すごく役者や作品の空気に合ってたと思います。
以上がユ・スンホ出演のドラマランキングになります。
人気のユ・スンホ出演ドラマを紹介したので、次に人気映画についても紹介していきます!
ユ・スンホ出演映画ランキング
ユ・スンホが出演した映画を、興行収入の高い順にまとめましたのでご覧ください!
1位|おばあちゃんの家
公開年 | 2002年 |
興行収入 | 24億9500万円 |
7歳のサンウ(ユ・スンホ)は、おばあちゃんの家にしばらくの間預けられることになり、ソウルからおばあちゃんが暮らす田舎町へと向かっていた。汽車とバスを乗り継ぎ、田舎道を歩き続ける。おばあちゃんはこの田舎町に1人暮らしで、耳が聞こえず、会話ができない。そして文字を読むこともできない。この田舎へ大都会ソウルからやってきて、おばあちゃんと2人になったサンウ。都会っ子のサンウにとって、テレビゲームもローラーブレードもない、むしろ電池すら売っていないこの田舎は、おそらくサンウが人生で最初にぶち当たった壁であろう。だが都会っ子サンウがそれに耐えれるはずもなく、サンウはだんだんおばあちゃんに不満をぶつけ始め、わがまま放題やりたい放題。でも、おばあちゃんはそんなサンウを1度も叱ることはなかった。だが一緒にいる時間が長くなればなるほど、サンウのワガママや意地悪もひどくなっていくばかり。サンウとおばあちゃんの同居生活は、これからどうなっていくのか…?
20代・女性
色んな映画賞で賞を受賞している作品ということで鑑賞しました。実はこの映画は、サンウ親子以外は、おばあちゃんをはじめ、田舎の地元の素人さんたちが出演されているそうです。もちろん素人さんたちなので演技がそんなにできないので割と淡々とした感じ、おばあちゃんは話すことができない設定なので手話でごめんと会話するくらい。もちろんセリフはありません。当時子役のユ・スンホの演技はよかったです。物語の中で、サンウはとにかくおばあちゃんにワガママやり放題。しかもおばあちゃんが怒らないからだんだんエスカレートしていくんですね。これが本当にやりすぎだろってくらいひどいんです。それでもおばあちゃん全く怒らないんです。たしかに、子供がワガママを言うのは普通にあることなんですけど、ちょっと行き過ぎてる感が…。結局サンウはソウルに戻ることになって、最後の方になってようやくおばあちゃんに優しくなってきて、感動するシーンもあるんですけど、それまでのワガママ放題がひどすぎて、感動シーンが、すごくいいシーンなのに埋もれてしまってるような感じがしてしまいました。
30代・女性
映画の出だしでサンウ親子がおんばあちゃんが住む田舎に行くシーンがあるんですが、おばあちゃんの家が近づくにつれ、都会育ちのサンウにとっては見たこともないような世界が広がっていく。都会育ちのサンウにとっては、何もない田舎は自分には関係がないと思ってきた世界であり、そこに住む人々は自分たち都会人とは違うんだと思っている。この描写で、韓国の格差社会がとてもよく際立っている。田舎暮らしが始まったサンウはというと、とにかく好き勝手にできないことからおばあちゃんに八つ当たり、意地悪、わがまま、とにかくやりたい放題。これは本当に見ていて不快に感じるほどだった。そしておばあちゃんが、そんなサンウに対して怒らない。怒らないというより、おばあちゃんは自分の無力さをわかっているから怒れないんでしょうね。こんな描写にも、遠回しではあるけれども、韓国社会への問題提起があるように感じました。こんなリアルな描写で進んでいく物語ですが、全体的には明るめに作られているので最後まで楽しく見ることができました。
2位|ブラインド
公開年 | 2011年 |
興行収入 | 16億1200万円 |
女子大生連続失踪事件とひき逃げ事故。2つの事件の被害者が同じ人物だと判明し、警察は目撃者の捜索を開始する。しかし解決に向かうどころか、捜査は難航していくばかり。1人目の目撃者であるスア(キム・ハヌル)。スアは有望な警察大生だったが、3年前に事故で盲目となってしまい心に傷を抱える女性だ。視覚こそないものの、彼女は事件当時の詳細な状況を細かく伝えることによって捜査に協力をし、捜査の進路を決定づけていくことになるのだった。そんなある日、目撃者のスアの証言を中心として捜査が進んでいく中、別の目撃者が現れる。ギソプ(ユ・スンホ)という男性で、ギソプは事件を視覚では見ることができないスアに対し、しっかりと目で目撃をした人物だった。ところがギソプが現れ、スアとは別の証言をしたことによって、事件は思わぬ事態に転じていくことになるのだった…。
20代・女性
事故で盲目となってしまい、また心にも深い傷を負ってしまった元警察大生の女性が、とある事件の目撃者になり、同じ事件を目で目撃した男性とともに事件に巻き込まれていくというストーリー。主人公が目が見えないので、最初の方は証言自体をなかなか警察が信じてくれないのですが、視力を失ったことで研ぎ澄まされたほかの感覚によって事件を詳細に描写することで、重要な証言者になっていきます。目が見えないからこその設定や描写が非常によくできていて、目で見えていたならこうはならないという場面の描写がとても秀逸です。この映画は日本でもリメイクされていて、日本版も見たんですが、どちらもよかったです。ただ少し残念だったのが、犯人の動機がイマイチよくわからなくて、もう少しわかりやすくしてほしかったです。でも全体的にはしっかりとしたストーリー展開で、最初から終わりまで気が抜けなくて、ハラハラでき楽しめました。
30代・女性
サスペンスものの韓国映画。始まりから終わりまで、気を緩めずに見れました。この映画の主人公は目が見えないんですが、犯人が近くにいても、見えないから気づかないんですね。映画を見てる側には犯人が見えているのでそのシーンが一番ハラハラしました。目が見えないという設定をうまく使っていて、ハラハラの効果倍増でした。しっかりと作り込まれた脚本だし、見えないということをしっかり映像化することによって、映画を見る人のハラハラ感を作り出しているというか。ただ、韓国映画、やはりグロいシーンがあります。チョ刑事、けっこう好きだったんですが、かなり残酷な手口で殺されてしまいました。スアの盲導犬も殺されてしまって、あれは少しショックでした。ただ、個人的には韓国映画のそんなバイオレンスなところが嫌いではなく、割と好きだったりします。そこも含めて最初から最後まで楽しく鑑賞しました。
3位|朝鮮魔術師
公開年 | 2015年 |
興行収入 | 4億1000万円 |
美しい男ファニは魔術団を束ねる天才的な魔術師だ。ある日ファニは、崖から飛び降りようとしていたチョンミョンという女性を助ける。チョンミョンは身分の高い両班の娘であり、政略結婚から逃れるため崖から飛び降りようとしていたのだった。そんな身分の違いを知らずにチョンミョンを喜ばせようとファニは魔術を披露する。そんなファニにチョンミョンも心を開いていき、次第に心を通わせるようになる。だがチョンミョンの身分にあまりにも差があることを知ってしまったファニは、愛の為に二人で逃げようとするが、二人の愛は許されるものではなかったのだ。逃げる2人だったがファニのことを憎んでいる魔術師のクィモル達にチョンミョンがさらわれてしまう。チョンミョンを助け出すためファニとクィモル達の対決が始まった-!一方、針術が得意なポウムは盲目ではあるがファニを支える人物だ。しかしポウムはファニとチョンミョンの仲を知り、同じくチョンミョンを愛するポウムはファニに対して嫉妬に狂うのであった。一見クールに見えるファニだが、愛する女性をを守るためなら命さえ惜しまない、熱いハートの持ち主。そんなファニが最後に使う魔術には、ファニ、そしてチョンミョンの2人の運命がかかっているのだった。
20代・女性
ひとことで言えば身分の差がある男女のラブストーリーだけど、違う見方をすると、この2人周りに迷惑かけまくりでほんとにヤバイと思ってしまった。ファニが率いる魔術団はファニがいないと成立しないから、残された団員たちはどうなるの?もともとみんな低い身分だから余計に心配になってしまった。そしてチョンミョン。いくら政略結婚とはいえ、国の運命を握っているような政略結婚なわけで、王女が逃げちゃったら王室はもう立場がないですよ、嫁ぎ先は他国の清だったのでなおさら。これでもし戦争とかになっちゃったらどうするんだろう?チョンミョンの家族も、身分を落とされたり、最悪処刑されてたかもしれないし。2人が愛し合ってたのはわかるんだけど、まわりの人たちの事考えたらこんなことできないし、時代背景からしてもただしい選択ではないと思う。でもそんな2人にもみ方がいて(笑)キム・デスンはどうして2人を逃がしてあげたかったんだろう。人より視野が広い人なのかな?身分の差とか差別とかがない遠くの国に愛し合う2人を行かせてあげたかったのかもしれないな。
30代・女性
あんまり期待してなかっただけに、期待以上に面白かったです。朝鮮時代の天才魔術師ファニ(ユ・スンホ)と、清との政略結婚を拒み逃げてきた王女チョンミョン(コ・アラ)が出会い2人はやがて愛し合うようになって、というストーリー。アイドルとかがよく出るような、どちらかというとビジュアル重視の映画なのかなと思ってたんですが、思ってた以上にストーリーがしっかり作り込まれてたし、起承転結のメリハリもしっかりしていて、いい意味で裏切られました。ストーリーの軸はファニとチョンミョンのラブストーリーで、身分の違いを乗り越えて…みたいなよくあるやつ。でもけっこうクスッと笑えるシーンもあるし、アクションシーンもちゃんとしてて、けっこう見ごたえがある作品になってました!ファニ役のユ・スンホさん、初めて見たんですが笑顔がステキでかっこよかったです!チョンミョン役のコ・アラさんも、カワイくて美しかったなあ。
4位|40minutes
公開年 | 2009年 |
興行収入 | 3609万円 |
成績優秀のハン・ジョンフンは、4時間目の体育の授業をクラスルームで留守番をしていました。またその時にもう一人、キム・テギュも一緒にいたのですが、実はジョンフンはテギュとあまり仲が良くなかったのです。留守番の最中ジョンフンはトイレに行き、そして戻ってくると、何とテギュは死んでいる…。しかも明らかに殺されていたのです。驚いているジョンフンのもとに、クラス内で孤立しているいじめられっ子、通称「カーテン魔女」と呼ばれるイ・ダジョンがやってきます。慌てて言い訳をするジョンフンでしたが、彼が犯人でないことはダジョンも分かっている様子。そして、誰も戻ってこない40分の間に犯人捜しをしようと告げられます。授業の終わりまでの40分がタイムリミットの謎解き、果たしてその時間内に真犯人を見つけ出すことはできるのでしょうか?
20代・女性
昔から韓国では、日本のコミックやアニメを原作というかオマージュして自国の作品として製作することが少なくありません。この作品も金田一少年の事件簿、他では名探偵コナンに影響を受けていると感じさせるところがありました。作品としてのレベルも、あまり高いとは言えませんね。もちろん、予算も少なく、限られた中で作っている以上、あまり凝ったものを期待するのも酷なのですが。まあ、お子様向けのごちゃごちゃしていない割り切ったイージーなミステリー、として捉えるとすんなりと入っていけると思います。死体そのままにして「俺が犯人見つけてやる」、みたいなノリはそれだけで荒唐無稽だけど、深く考えずに割り切って楽しむのがコツです。
30代・女性
最初にタイトルだけ見た時、いったい何の映画なのか分らなかったですけど、そこそこ楽しめました!キム・ボムが出ていた学園ホラーものよりは怖くなく、謎解きもそれほど難しくない。でもストーリーの展開は早いので、退屈せず、飽きずに最後まで観ることができました。優等生のジョンフンとカーテンとあだ名をつけられているダジョンがいっしょになって謎解きをしていく内容ですけど、ダジョンの変身ぶりがびっくり、スタイルは抜群だし、よく見ると本当に美人。キスシーンもありましたけど、初々しさが出ていて良かった!ちょっと怖いミステリーだけど、甘酸っぱい青春も絡んでくる学園モノらしい映画。深く考えずサラッと楽しめることができました。
まとめ
以上、ユ・スンホ出演のドラマと映画の一覧と人気作を紹介させていただきましたが、興味のある作品はありましたか?
俳優デビュー以来、途切れることなくドラマや映画に出演し続けているユ・スンホの人気は、韓国だけなく世界中から支持されていますね。
これからもユ・スンホの活躍に目が離せません!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!